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構造接着研究会は接着接合の可能性を追求し、接着品質・信頼性向上・普及を目的として活動しています。

TEL. 03-3371-5307

〒163-0073 東京都新宿区百人町1-20-3バラードハイム渡辺ビル703 新都市学術センター内

入会案内

構造接着研究会では、随時、新規入会を受け付けております。

地球環境保護、省エネルギー化、IT社会の高度化、医療の高度化、社会インフラの老朽化、高齢化等を背景として、機器や部品の軽薄短小化や高性能化、生産性向上、コストダウンの要求はますます大きくなっています。そのニーズに対応する重要な要素技術として接着剤による接合があり、そのニーズは増加の一方にあります。特に航空・宇宙分野や自動車、車両などの移動体の軽量化や電子機器の高性能化は年々進歩しており、接着剤、表面改質、評価・解析・品質管理、接着関連機器などの接着のシーズ開発も大きく進んでいます。しかし、接着接合は、設計基準が不明確、非破壊で強度検査ができない、耐久性や寿命が不明確など、他の接合方法とは汎用性の点で大きな乖離が有ることや、接着接合の採用を考えても企業に接着の技術に精通した技術者が少ないために、接着接合を容易に採用できる状況にないことも事実です。

このような背景の中で、接着技術に関するシーズとニーズの強力なマッチングと技術者のレベルアップを図り、高性能、高品質のものづくりに資するために、本研究会は活動を行っています。本研究会は、学会発足とほぼ同時期に開設された長い歴史を持つ研究会ですが、接着のシーズ側会員が多くニーズ側会員が少ない状況にあり、多くのシーズをニーズ側に伝えられない状況が続いてきています。そこで、本研究会では、特に、接着技術のユーザー側会員を増強し、ニーズとシーズの強力なマッチングを図って、接着ニーズへの貢献を目指して、活動を強化することとなりました。また、接着材料に関する情報発信のさらなる強化を目指して、接着剤やプライマー企業の会員増強も図ります。

 本研究会の趣旨にご賛同いただける方は、法人・個人、日本接着学会への加入有無を問いませんので、ぜひご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。


  (27年度版ですが28年度もこのままお使いいただけます)

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